みなさん、こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。
今日は親が子供の勉強をみる時に注意するべき事についてお話しします。
今日の話の対象は、小学生から中学1年生くらいまでになると思います。
最近のお父さんのお母さんは子供たちの教育費を賄うために、共働きでがんばっていらっしゃる方たちが多いです。
その為、子供のとの交流も時間勝負になっているようです。
食事は後片付けをしなければならないから早く食べてくれ、
お風呂も後ろがつまるから早く入ってくれ、
宿題もご飯の前に早くやってしまいなさい、
と、いった感じでしょうか。
やるべきことがたくさんある現代社会ですので、時間に追われてしまうのはある意味仕方が無いですよね。
しかし、もしも子供と勉強を一緒にやる時は時間の事を考えると後で酷い目に会うので注意が必要です。
通常、子供と一緒に勉強をする親には2タイプいます。
1つは、子供一緒に楽しみながら勉強するタイプ。
もう1つは、子供が1人だと勉強しないので仕方なく付き合うタイプ。
前者のタイプの方はこれ以上読んでも時間の無駄なので、自分の仕事をしてください。
問題は後者の子供に仕方なく付き合っているタイプです。
前述の通り、多くの親は共働きなので時間がありません。
その為、子供の勉強にゆっくり付き合っているヒマはないのです。
しかし、子供は親の都合など関係ありませんから、遊びながら、ダラダラと勉強をします。
すると、お母さんは堪忍袋の緒が切れて「いい加減にして早くやっちゃいなさい」と、つい感情的に怒ってしまいます。
すると、子供は怒られることを嫌うので、早く勉強を切り上げようとします。
本来の勉強の目的は学習している内容をできるようにすることですが、
目的が早く終わらせることに変わってしまった子供は
あらゆる手段を使って効率的に勉強という名の作業を終わらせようとします。
時間に追われている親はこの子供の姿を見て「がんばっている」と勘違いして、子供を褒めてしまいます。
すると、子供は自分がやっていることが正しいと思い、
勉強を早く終わらせるためだけの作業を行います。
こんな方法で成績が上がるはずはありませんし、
子供も勉強が好きになるとは思えません。
実際、このような子供に勉強が好きか?と聞くと、
彼らは、ほぼ間違いなく勉強が嫌いだと言います。
更に、忙しい親は子供の成績を重要視することが多いです。
勉強は毎日やらせているのに成績が上がらない。
その結果、
「この子は誰に似たのかしら」ということになってしまい、
子供は自尊心を傷つけられ、ますます勉強嫌いになってしまいます。
では、親が子供の勉強を見る時、何をすれば良いでしょうか?
最も大事なことは子供が勉強をし終えた後に、
必ずテストを行い習熟度を確認して下さい。
そして、テストが出来ていたらそこで初めて褒めるのです。
間違っても、勉強が早く終わったことを褒めてはいけません。
また、確認テストの結果が悪くても叱ってはいけません。
子供は一生懸命やっています。
やり方が間違っているだけなので。
次の日の勉強では習熟度が上がるように、
是非、子供と一緒に勉強方法を考えてあげて下さい。
小学生から中学1年生にかけて子供の勉強を作業にさせてしまうと、
高校受験の時にとても大変な思いをします。
また、運良く高校へ進学できても、大学受験で失敗してしまう可能性が高くなります。
もし、親の時間の都合で子供の勉強を早く終わらせることが一番大切でしたら、家庭教師や塾に任せてみて下さい。
但し、塾や家庭教師も千差万別です。
必ず子供の習熟度を親が確認してください。
とりあえず、子供の勉強の意識を「できる」ことに持って行ければ将来は比較的明るいと思われます。
少し手がかかって大変ですが、大切な子供の将来のためです。
がんばってください。
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