勉強が苦手な中学生の子供に勉強をさせる!上手な褒め方

みなさん、こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。

 

今日は、勉強が苦手な子供に勉強をしてもらうための方法を紹介します。

 

勉強をしてもらうための方法は、

いくつかあるのですが、

その中でも今日は「褒め方」について紹介です。

 

勉強が苦手な子供はテストが大嫌いです。

 

いい点が取れないのですから仕方ありません。

 

しかし、希にですが、

勉強が嫌いな子供でもいい点を取ることがあります。

 

どんな子供でも、相性というか、

理由もなく得意な分野というものが存在します。

 

その分野のテストではいい点を取ることができます。

 

さて、子供がテストでいい点を取った時に、

親は褒めるべきでしょうか?

 

最近はやっているアドラー心理学によると、

「テストでいい点が取れても、子供を褒めてはいけない」

と、言われています。

 

理由は、

テストの点数が良い時に褒めると、

悪い時には褒めなくなる。

その結果、子供が

「褒めなければ適切な行動を取らなくなる」

ということです。

 

つまり、子供は褒められなければ

勉強をしなくなるということですね。

 

また、子供が社会に出た時に、

「世間では常に子供に声をかけてくれるわけではないので、

褒められなければ何も出来ないでは困る」

ということです。

 

私は「アドラー心理学」は比較的好きな考え方ですが、

この考え方は反対です。

 

私の考えでは、

子供がテストでいい点を取った時には十分褒めてあげて欲しいです。

 

子供は単純なので褒められると自信がついて、

新たな勉強への意欲が湧いてきます。

 

問題はなのは、

テストでいい点が取れなかった時に叱ってしまうことです。

 

「褒める」と「叱る」は性質が全く逆の行動です。

「褒める」は推進力ですが、「叱る」は制止力です。

 

子供の「勉強してテストを受ける」という全く同じ行動に対して、

結果だけで親が全く違う反応をとると子供は混乱してしまいます。

 

それでは、子供の成績が良かった時、悪かった時は

どのように対応すれば良いのでしょう。

 

実は、子供が本当に欲しているのは、

褒め言葉ではありません。

テストが出来たことに対する喜びを

お父さんやお母さんに共感・受容して欲しいのです。

 

子供は評価ではなく、愛を欲しているのですね。

 

この考え方でいくと、

テストでいい点がとれなかった時に親が取るべき行動は、

「叱る」ではなく、

子供と一緒に「悲しむ」「悔しがる」です。

そして「次はがんばろうね」と子供を励ますのです。

 

これで、成績がいい時も悪い時も、同じ方向を向いていますので、

子供が混乱することはありません。

 

 

また、アドラーは

「世間ではそれほど褒めてもらえない。

褒めなければ行動できない人間に育っては困る」

と言っています。

 

私もこの意見は同感です。

世間は家族ほど子供に対して暖かくありません。

 

しかし、

だからこそ親は子供の成績が良かった時は褒めるべきだと私は思います。

 

この冷たい世間で、

子供の成績が良くて本当に喜んでくれるのは、

親しかいません。

 

せっかくがんばって良い成績をとったのに、

誰も喜んでくれないのでは、

子供はがんばることをやめてしまいます。

 

アメリカの有名な自己啓発カウンセラーの

デール・カーネギーも彼の著書

「人を動かす」の中で、

「人を動かすためには、まず褒めろ」

と言っています。

 

褒めることは悪いことではありません。

子供の喜びを感じながら、たくさん褒めてあげてください。

 

大事なのは、叱らないことです。

そこだけ注意を。

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