みなさん、こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。
子供たちに勉強を教えていて、良く思うことは、
ほとんどの家庭で子供の教育は、
お母さんの仕事になっているということです。
ある調査では母親が専業主婦の家庭の方が、
子供の成績が良いという結果が示されています。
また、別の調査では、
子供の学力を決めるのは母親の学歴とも言われています。
たしかに、お母さんが協力的な家庭の子供は成績が良いことが多いです。
逆に、お母さんが子供の勉強を塾や家庭教師に丸投げすると、
子供の成績が伸び悩むことが多いです。
お母さんが自分の仕事に集中しすぎてしまうと、
子供にはあまり良い影響を与えないのかもしれません。
それでは、中学生の子供を持つお父さんは、
子供にどのように関われば良いのでしょうか?
私の経験では、お父さんの多くは子供の勉強に興味はあるのですが、手を出せないようです。
そこで、私の経験と勉強した範囲で、お父さんの子供の勉強への関わり方について簡単に説明します。
まず、父親は子供の教育に深く関わることはできません。
理由は父親が子供を愛するやり方と母親の愛し方が異なるからです。
母親は母性愛で子供を愛します。
母性愛は無条件で子供を受け入れる愛です。
その結果、子供は安心して母親の元で成長することが出来ます。
しかし、父親の子供に対する愛は父性愛です。
残念ながら、ほとんどの男性は子供を母性で愛することができませ。
父性愛とは限定的な愛です。
父親は子供に対し「自分の認めた事はいいけど、認めないことはダメだよ」と考えます。
簡単に言うと、子供に「いい子でいなさい」と教えるのが父親の仕事です。
その結果、父親が子供の教育に関わると、「成績がいい子は好きだけど、悪い子は嫌い」となってしまいます。
子供は自分を成績で評価されてしまうと、プレッシャーで押しつぶされてしまうことが多いです。
以上のことから、父親はあまり子供の教育、特にテスト結果に口を出さない方が良いようです。
しかし、可愛い子供に何もしてやれないのはさみしいですよね。
そこで、父親の仕事として、メリハリをつけて子供を褒めたり叱ったりすることを推奨します。
よく、子供(特に女の子)に嫌われることを恐れて、子供を叱れないお父さんがいます。
でも、子供と共感してあげるのはお母さんの仕事です。
お父さんは子供に社会のルールを教えるために、勇気を持って子供を叱ります。
子供は親から叱られた時に、必ず理由を考えます。
感情で行動してしまうことがある母親に対し、合理的に落ち着いて行動することができる父親が子供を叱るのは適任と言えます。
常に子供の将来を考えて、合理的に子供を叱ってあげましょう。
感情ではなく理屈で叱られた子供は確実に叱られた理由を理解できます。
勉強に話を戻すと、テストの点数が悪かったからという理由で叱られた子供は合理性を感じません。
なぜならば、対処法がわからないからです。
そこで、勉強に関してお父さんが子供を叱るのは、子供が普段の勉強をサボっている時です。
勉強をサボっている時に叱られれば、子供は対策として、日頃から努力することを学びます。
毎日、努力すれば必ず成績は上がりますからね。
そして、努力の結果として成績が上がった時は思いっきり子供を褒めてあげて下さい。
成績が上がらなくても、子供のがんばりが認められた時は、努力を褒めて応援し続けましょう。
希に「子供の勉強は母親が担当、父親の自分は遊び担当」などというお父さんを見かけます。
優しいお父さんがブームになっていますが、その分、間違いなくお母さんの負担が増えています。
一家の大黒柱として是非、お父さんには叱る役を引き受けて頂きたいと思います。
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