勉強嫌いな中学生の理由と対処法を紹介

こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。

 

勉強が嫌いな中学生の対処法の話です。

 

私は家庭教師をやっています。

私は地方の田舎町に住んでいるのですが、家庭教師の依頼の大半は勉強が苦手な生徒への「補習」になります。

 

地方には難関の私立中学や高校がないので、勉強が得意な生徒は塾又は独学での学習で十分なのです。

 

ということで、私は勉強が嫌いな子供をたくさん見てきていますが、勉強が嫌い・苦手な子供の原因は99%、親にあると思っています。

 

この話をすると出資者である親の機嫌を損ねてしまうので、ほとんど口にしませんが親が子供を勉強嫌いにさせているのは間違いありません。

 

勉強嫌いな子供の親、特にお母さんは非常に厳しいお母さんが多いです。

イメージでいうと、ドラえもんに出てくるのび太君のお母さんのようです。

 

まず、お母さんは子供が宿題をやらないと子供を叱ります。

そして、テストの点数が悪いと叱ります。

さらに、成績表の評価が悪いと叱ります。

こういうお母さんは、勉強以外でも子供のことを頻繁に叱っています。

 

どうやら、母親には子供を育てる責任があると思っているようです。

 

この考え方は完全に間違っていますよ。

 

母親に子育ての責任があるのは、小学校低学年までです。

それ以降の成長は子供自身に任せて、母親は見守ることに徹するべきです。

 

でも、責任感の強いお母さんは、うっかり大きくなった子供を叱ってしまうのです。

 

たしかに、小学校高学年や中学生になった子供が、リビングでテレビやゲームをダラダラとやっていたら心配にもなります。

 

しかし、そこで子供を叱る理由は何でしょうか?

 

表には出てきませんが、この時に子供を叱る理由は、

「自分(母親)は子供のために一生懸命働いているのに、なんであなたたちは勉強もしないでテレビを見ているの?」

という怒りの感情ではないでしょうか?

 

もし、本当に子供のことを思っているのであれば、叱る前に子供が勉強するように仕向ける方法を考えた方が良いです。

 

私の経験上、お母さんにたくさん叱られている子供は愛情に飢えています。

ということで、私の家庭教師としての最初の仕事は子供に愛情を与えることから始まります。

十分に愛情を与えて子供の警戒を解いた後、子供がやりやすい方法で勉強を始め、自分で机に向かえるようになってから、苦手科目の克服に取りかかります。

 

童話の「北風と太陽」で言えば、ずっと太陽の状態です。

 

多くのお母さんは北風であることが多いです。

勉強をしないと叱り、テストができないともっと叱る。

叱ってうまくいかなければ方法を変えてみましょう。

 

前述したとおり、勉強が嫌いな子供は愛情に飢えています。

なので、勉強以外の部分ではお母さんによく甘える可愛い子供が多いです。

 

その結果、お母さん達は子育てを間違えているのではなく、子供が勉強のやり方を知らないだけだと思っているようです。

 

ほとんどの人にとって、勉強のやり方なんてありません。

勉強は人生と同じで、やり続けることがコツです。

人間は継続するためにはご褒美が必要です。

子供にとって、そのご褒美が愛情なのです。

 

ぜひ、愛情というご褒美を子供に与えてみてください。

 

ちなみに、私の経験上、恐怖政治(スパルタ)で子供に勉強させることも不可能ではありません。

しかし、この場合は、母親ではなく父親の出番になります。

 

父親がとても恐いと、子供は勉強します。

そして、非常に優秀になることが多いです。

これは本当です。

 

ただし、恐怖政治で勉強ができるようになった子供は親離れが激しく、

将来、父親のところへ戻ってこないことが多いです。

 

子供の成績を伸ばすためには覚悟が必要ですね。

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