みなさん、こんにちは。
伊東市で塾へ行っても成績が伸びない勉強が嫌いな中学生専門にオーダーメイドで勉強方法を教える家庭教師の富おか正典です。
静岡県立高校の入学試験も終わり、そろそろ新年度の準備を始めている人も多いと思います。
特に、新中学3年生は来年度の高校受験に向けて本格的に勉強を始める時期ですね。
今までは独学で勉強してきた人の中には、4月から塾に入ろうと考えている人もいると思います。
そこで、今日は塾の選び方について解説します。
私は伊東市内で勉強が嫌いな子供に勉強方法を教える家庭教師をやっています。
そんな家庭教師が塾の選び方を解説するのも奇妙ですが、公平な目で判断できるということで、専門家からの一般意見として聞いて下さい。
まず、塾を選ぶ時に一番気になるのは、集団授業型と個別指導型の塾のどちらを選ぶかです。
集団授業型というのは、1人の先生が4~20名程度の生徒に対して黒板(最近はホワイトボードかもしれません・・・)を使って、学校と同じように授業をします。
これに対して、個別指導型というのは、最大4名程度の生徒に対して、1人の先生が個別に授業を行います。
個別型では集団型の授業とは異なり、生徒全員に対して一斉に同じ授業を行うのではなく、4人の生徒に別々に指導を行います。
但し、個別指導型といっても、家庭教師のようにマンツーマンで授業を行うわけではありません。
60分間の授業時間の中で4人の生徒を指導すると、生徒1人が先生から指導を受けられる時間は15分程度になってしまいます。
言葉がややこしいので、注意が必要ですね。
最近は、少子化の影響もあり、子供の個性を大切にするという考え方から個別指導型の授業を行う塾が増えています。
それでは、集団授業型と個別指導型の塾ではどちらが優れているのでしょうか?
私は、集団型と個別型の塾を選ぶ基準は子供の成績によると考えています。
まず、成績がある程度優秀な子供は集団型授業を行っている塾へ通った方が良いと思います。
理由は、次の通りです。
前述の通り、集団型の授業は一回の授業で20人前後の生徒を扱うことができます。
一方、個別型の授業では最大4人までです。
生徒一人の1コマの授業料を1500円と計算すると、集団型授業を行っている塾では1授業あたり3万円の授業料を手にすることができます。
しかし、個別型授業を行っている塾は1授業当たり、たった6千円の授業料しか手にすることができません。
もうわかりますね。
優秀な先生を確保するためにはお金が必要です。
なので、個別指導型の塾では資金不足で良い先生を雇うことができないのです。
優秀な先生は、解法テクニックなどの知識を豊富に持っていて、説明も上手です(塾の質にもよりますので、その辺は注意が必要です)。
理解力が並以上の子供であれば、集団授業型の塾へ通い、質の高い先生から良い授業を受けた方が成績が伸びるというのが私の持論です。
一方、成績が悪い勉強が苦手な子供はどうでしょう?
成績が悪い子供は勉強に対してコンプレックスを持っていることが多いです。
そのため、講師がどんなに良い授業を行っても拒絶してしまう可能性があります。
よって、勉強が苦手な子供に対しては、授業を行う集団型よりも、生徒に寄り添って一緒に勉強する個別指導型の塾が合っていると私は考えています。
しかし、ここで前述したことを思い出して下さい。
個別指導型の塾では集団授業型の塾との競争力を持たせるために、授業料を同じくらいに設定している所が多いです。
しかし、個別指導型の塾では一度に扱える生徒の数が少ないので、収入も少なくなってしまいます。
その結果、優秀な先生を集めることができません。
先日、新聞の求人広告欄を見ていたら、個別指導で有名な塾が講師を募集していたのですが、その時給は1400円程度でした。
(ちなみに東京都内で東大出身の家庭教師を雇うと、時給は1~2万円します)
時給1400円で集まる先生の質を考えると、親としては少々不安ですよね。
いくら勉強が苦手で成績が悪い子供だからといって、塾での勉強は適当でいいということはありません。
逆に、私の経験では、勉強が苦手で成績が悪い子供ほど将来のために手厚く指導する必要があると考えています。
「勉強が苦手だから安い塾」では、塾へ通うこと自体が目的になってしまいます。
塾へ通うことは手段であって、勉強ができるようになることが目的ですからね。
子供のためにも、あまり安い塾は選ばないようにしてあげて下さい。
成績の良い・悪い以外の要素として、性別によっても集団授業型と個別指導型の塾を分けることができます。
男子は集団型の塾の方が成績が伸びやすい傾向があります。
理由は、男子は本能的に競争が大好きだからです。
子供の将来のためにも、集団授業型の塾で思いっきり競争をさせましょう。
男子は個別でやるとぬるま湯に慣れてしまい伸び悩む可能性があるので要注意です。
一方、女子は個別型の方が良いことが多いです。
理由は女子はオンリーワンを求めるため、集団型の授業で、自分が理解できない問題を他の生徒ができる様子を見て、授業を放棄してしまうことがあるからです。
ということで今日の結論は、
集団授業型の塾には、成績が優秀な子供や男子生徒が向いています。
個別指導型の塾には、成績が良くない子供や女子生徒が向いています。
ただし、集団型も個別型も講師の能力に依存しますので、入塾後の子供の成績をしっかり管理して、塾の良い悪いを判断して下さい。
塾と比べて授業料は少し高いですが、私は約3ヶ月で塾へ通えるようになる勉強方法「アクティブメソッド」を勉強が苦手な子供たちにマンツーマンで教えています。
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私は常に生徒のベストを考え、勉強方法をマスターして塾へ通った方が伸びると判断した生徒には、生徒本人と親御さんの了解を得てから、塾に移って貰うことにしています。
以上、塾の選び方について解説しました。