中学生の親が他人の悪口を言うと必ず子供の成績が悪くなる

こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。

 

現代はストレス社会と言われています。
職場では上司から無理なお願いをされ、部下は言うことを聞いてくれない。
お客さんからは驚くようなクレームを受ける。
家族は家事を手伝わず、話しも聞いてくれない。

この日本には、心の綺麗な人間は誰一人としていないのではないだろうか?
と錯覚してしまうことさえあります。

そして、毎日のストレスが溜まってしまい、つい他人の悪口を吐いてしまうこともあるかと思いす。

 

しかし、中学生の教育に関して言えば、子供の前で他人の悪口を言うことは絶対にやってはいけないことです。

子供が知らない人だから大丈夫だろうと思い、職場の人や近所の人の悪口を言うのも厳禁です。
なぜならば、子供は親の悪口を聞いて、人間を自分の価値感で判別しても良いと理解してしまうからです。

 

人間の価値感というのは千差万別です。
どの価値感が正しくて、何が間違いなのかはわかりません。
もしかすると、自分の大嫌いな人が抱いている価値感が人生の大成功の近道かもしれません。

 

嫌いな人の意見を無理に飲み込む必要はないと思います。
しかし、それを否定する必要もありません。
嫌な話は口に出さず、無視をするのが賢明です。
どうしてもストレス発散のために口に出したい時は、子供がいない場所でするべきです。

パートナーの仕事が忙しくて話を聞いてもらえない人は、話を受け止めてくれる友達を探しましょう。

友達にも話せないような悪口であれば、傾聴カウンセラーがいますので、そういう職業の方に聞いてもらうのも良いと思います。

 

特に、悪口を言ってはいけないのは、学校の先生に対する悪口です。
授業参観会などで、先生が間違ったことを口にした時、それをわざわざ指摘する保護者の方がいます。
先生の間違いの指摘を子供の前ですると、子供は親と先生の上下関係を親が上位と見なしてしまいます。

また、子供の成績が伸びないために、家であの先生はダメだという類いの話をすれば、子供はその先生の言うことを聞かなくなります。

すると、どんなことが起こるでしょう?

子供の授業態度が悪くなり、課題も提出しない、先生の指導に対して口答えをするようになります。

100歩譲って、その先生が本当にダメな先生だったとしましょう。
しかし、子供が先生を馬鹿にする態度が身について、子供が特をすることがあるでしょうか?

 

最初に話した通り、人間の考え方や能力は千差万別です。

ある一面ではダメな先生にも、すごい教育の能力があるかもしれません。
そこに敢えてフタをしてしまうのは、もったいなですよね。

子供は自分が悪い評価を受けること大変嫌います。
一方、子供は他人に悪い評価を下すことを好んで行います。

人間として他人を評価して見下すことにメリットは全くありません。

 

勉強で一番大事なことは、先生の言うことを素直に聞いて、チャレンジする姿勢です。
家庭内での他人の悪口は、子供の勉強意欲を削いでしまいます。

絶対にやらないようにしてください!

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