こんにちは。
伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。
今日は静岡県の公立高校に合格するための勉強方法を紹介します。
今日は数学について解説します。
静岡県の公立高校と言っても、私が住んでいる東部・伊豆地区には、偏差値が高い高校では沼津東高校や韮山高校、偏差値の低い高校は熱海高校などがあります。
今日解説するのは偏差値の低い熱海高校クラスの公立高校を受験する人の為の勉強方法です。
沼津東高校や韮山高校など偏差値が高い高校を受験したい人は、さすがに1ヶ月の勉強では難しいので、1年間を通してがんばってください。
静岡県の公立高校の入試問題は、偏差値に関係なく全ての高校で共通です。
静岡県の公立高校を志望する生徒は全員同じ問題を解くので、入試問題では基礎的な問題から難易度の高い応用問題まで幅広く設問されています。
静岡県の公立高校では基本的に「0点をとったらアウト！」と言われています。
そこで、熱海高校など偏差値が40前後の高校を目指す人は各教科0点を取らないようにだけ注意をします。
数学の試験では、例年、試験の一番最初に計算問題が4問ほど出題されます。
これは、毎年9月と11月（又は12月）に全県一斉で行われる学力調査テストでも同じです。
この計算問題の1番最初の問題は、必ず正負の計算問題になっています。
最初に述べたとおり、熱海高校は0点を取らないようにすることが一番大切なので、この正負の計算問題を絶対に落とさないように勉強します。
ここで対象とする人は小学生の頃から算数が苦手で、正直なところかけ算九九も自信がない人向けに説明しています。
簡単すぎるなと思った人は各自の実力に合わせて、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
まず、正負の計算問題を解くために必要なのは、数学の理論ではないということを理解してください。
正負の計算問題は暗記と慣れだけで解くことが出来るようになります。
実際、数学が得意な人達は＋や-を記号としてしか認識していません。
後は、パターンを暗記してしまい、そのパターンに計算問題を当てはめているだけで。
そこで、算数が苦手だった人はまず始めに計算練習から始めます。
計算練習は「陰山メソッド 百マス計算」というドリルがオススメです。
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足し算、引き算、かけ算、割り算の練習ができますが、難しい計算は入っておらず、同じ問題の繰り返しなのでわからないと言うことはなく、計算の練習には最適です。
ドリルには2週間分の問題が載っています。
毎日の計算を２週間続けてください。
私の経験では、この作業によって、指を使って足し算をしていた生徒も普通に計算が出来るようになりました。
2週目からは「学調対策問題集」または「入試問題の過去問」を使用します。
各問題集には必ず最初に正負の計算問題が掲載されています。
全部で4～5問は入手できるはずです。
問題集は1～2000円しますが、たった1ヶ月の勉強で高校に合格できるのですからケチってはいけません。
問題集に記載されている問題ですが、決して自分で解いてはいけません。
中学校にいる一番優しい先生を捕まえて、計算方法を教えてもらうのです。
この時、教えて貰うのは、出来れば数学の先生ではない方がいいです。
数学の先生は理屈を教えたがるので、文系の先生に質問して計算方法のみを説明してもらいます。
＋と-の変換が一番難しいと思うので、その変換部分を丁寧に解説してもらいましょう。
ただ、この時点で計算方法を理解したり覚えたりする必要はありません。
ノートに綺麗に計算方法を書いてもらったら、家に持って帰ります。
そして、毎日、家でその解き方を練習してください。
たった4問ですが1週間練習を続けます。
目的は説き方を覚えることなので、これ以上の問題を練習する必要はありません。
おそらく、この時点で正負の計算問題は解けるようになっていると思います。
もし、心配な人は、学校の先生に正負の計算問題のプリントをもらって、実力を試してみましょう。
もし、この時点でプリントの問題が解けなければ、最初の4問を完全に暗記していないので、もう一度、最初の4問の解答方法を練習・暗記します。
遅くとも、3週間以内に正負の計算問題は出来るようになると思います。
もし、時間が余ったら、文字式の計算も習得しましょう。
正負の計算をマスターした方法（2週めから）と同じやり方で簡単に習得できます。
文字式までマスターすると、計算問題で6点が取れるようになるので、計算ミスをしても0点を取る可能性がぐっと減ります。
数学の計算問題は暗記だと言うことを知っておいてください。
大丈夫です。
私の経験では、この方法で失敗した人は1人いません。
必ず出来るようになるので自信を持って勉強しましょう。
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