中学生のやる気をだす!勉強のために褒めたりお金を使ったりするのは正解?

みなさん、こんにちは。

伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。

今日は、中学生の勉強のやる気を上げるための方法を紹介します。

 

中学生のお子さんを持つ親御さんたちにとって、子供の勉強で一番頭を悩ますのは、子供のやる気の問題だと思います。

私もこれまでに数多くの子供たちを指導してきましたが、最初からやる気のある子供というのはほとんど存在しません。

8割の子供は勉強をやりたがらないです。

 

私はその中でも、特に勉強が大嫌いな子供たちに対して、心理学的に心のケアを施しながら勉強嫌いを直す指導をしています。
この部類に入る子供は全体の10~20%くらいでしょうか。

しかし、そこまで勉強嫌いでは無いんだけど、あまり勉強が好きではなくて、やる気がでないと言う子供がたくさんいます。

彼らにやる気を起こさせるためにはどうすればいいか、簡単に紹介しますね。

 

1.子供のやる気を引き出すために褒める

育児関係の書籍によく記載されていますが、子供のやる気を一番簡単に伸ばす方法は子供を「褒める」ことです。

「社会に出たら誰も褒めてはくれないので、褒めなければ勉強しないようでは困る」という親御さんもいますが、社会に出て誰も褒めてくれないのですから、せめて親だけでも自分の子供を褒めてあげるべきだと思います。

いわゆる親ばかの子供は、素直に育つ子供が多いです。

注意する点は、たまたま試験の成績が良かったから褒めるのではなく、普段の努力の結果として良い成績がとれたら褒めてあげましょう。

努力を習慣づけることが最も大切です。

 

2.子供のやる気を引き出すためには否定しない

いくら子供に勉強しろと言っても、なかなか勉強をせず、その結果として成績がずるずる下がっていってしまう。

よくあるパターンですが、こういう子供を許すことができない親御さんがよくいます。

そういう時、ついつい子供に向かって「お前は何をやっても無駄だから」と諦めの言葉を投じてしまう親御さんがいますが、これは厳禁です。

子供のやる気の一番のモチベーションは親の期待です。

親から「やっても無駄」と言われた子供は自己肯定感が下がり、ますますやる気がなくなってしまいます。

勉強をやらなくてできない子供の姿を見るのは辛いと思いますが、決して諦めずに最後まで応援してあげて下さい。

 

3.子供のやる気を引き出すためにお金を使う

子供が勉強にやる気が出せない時はお金を使うのも一つの手です。

お金をかけることによって、自分たちが今まで知らなかったやり方を見つけることができるかもしれません。

もちろん、お金をかけたからといって必ず子供の成績が伸びる訳ではありませんが、少なくとも「この方法は使えない」ということがわかります。

この作業の繰り返しによって、必ずやる気を引き出す方法を見つけることが可能です。

この時、2の「否定しない」で紹介したように、「やっても無駄だから、お金をかけるのは勿体ない」と思わないで下さい。

お金があるのに勿体ないから子供に使わないというのは、現在できることのベストをしていないことになります。

私の経験では、子供にお金をかけることをためらってしまった親御さんや子供は、結果に対して後悔する傾向が強いように感じます。

後悔は力を余らせて失敗すると起きます。

後悔しないように、毎日のベストを尽くせるようにしてください。

毎日のベストというと「そんなの無理だ」と思う人がいるかもしれませんが、ベストとは自分が持つ最大限の力ではなく「その時」のベストでいいのです。

元気がいい時は元気がいい時なりのベスト、風邪を引いている時は風邪を引いている時なりのベスト、サボりたい時はサボりたい時なりのベスト。

ベストは毎日のバイオリズムで変化しますから、一定ではなく、その日その日のベストを意識しましょう。

ベストを継続していくことが大切です。

 

4.子供のやる気を引き出すために足るを知る

興味深いことに、勉強が大嫌いで成績があまりよくない子供は、勉強方法を覚えるとやる気が伸びやすい傾向があります。

これまで勉強が大嫌いだったぶん、少しやり方がわかっただけで、やる気がでるのでしょう。

また、このような子供はテストの結果に対しても、点数があまり上がっていなくても悲観しないことが多いです。

嫌いだった勉強をやれるようになったことが嬉しいようです。

その結果、一歩一歩堅実に進んでいくので、最終的に成績が上がることがほとんどです。

 

一方、元々少し勉強ができる子は欲があるためか、多少成績が上がっただけではあまり喜びません。

そして、成績が少し下がると落ち込んでしまい、再びやる気を失ってしまいます。

やる気の上下変動が激しいと成績の上がりも悪くなってしまいます。

 

「足るを知る」という言葉がありますが、自分の現在位置をしっかり把握して、そこから一段一段着実に階段を上がっていくことが大切ですね。

 

以上、今日は中学生の子供の勉強のやる気を出す方法を簡単に紹介しました。

自分から進んで勉強するようになるアクティブメソッドの小冊子を伊東市在住の方に無料でプレゼントしています。
お申し込みはコチラヘ

error: Content is protected !!