勉強が苦手な中学3年生の理科の学習方法!生物と物理の両方選ぶな

みなさん、こんにちは。

伊東市で勉強が嫌いな中学生に勉強方法を教えるオーダーメイド家庭教師の富おか正典です。

 

今日は中学3年生の理科の勉強方法について解説します。

 

1.女子又は暗記が苦手ではない生徒向けの勉強方法

理科には生物、物理、化学、地学の4分野があります。

私は子供を指導する時に、子供の能力に応じて理科の勉強方法を変えています。

具体的には、
まず、勉強が嫌いで理科の成績が悪い女子生徒には、植物や細胞、体のつくりなどの生物分野から勉強してもらっています。

理由は、生活に身近な分野である生物が好きな女子生徒が多いということの他に、その他の物理や化学・地学が大嫌いという生徒が多いからです。

そのため、物理や化学から勉強を始めようとすると、拒絶反応を起こし、理科そのものを嫌いになってしまう生徒もいます。

また、実力テストや入試などの理科では、生物・物理・化学・地学の4分野が均等に出題される傾向があります。

つまり、生物分野を完璧にしておけば、実力テストでも2桁の点数をとることが可能になるのです。

保険をかけておくという意味でも、覚えやすい生物を完璧にしておくことは有効です。

 

これは、女子生徒に限ったことではなく、男子生徒でも「数学の証明問題」が苦手な生徒は、生物の勉強から入った方が効率がいいです。

なぜ、数学の証明と理科が関係があるかというと、数学の証明は暗記だけでは解答を理解する事ができないからです。

つまり、数学の証明が苦手という生徒は勉強を暗記に頼ってしまっている傾向が強いのです。

これは、逆の言い方をすると、暗記があまり苦手ではないということです。

理科の生物分野はほとんどが暗記です。

よって、苦手でなければ答えを全て暗記してしまった方が簡単です。

 

生物分野の暗記を全てクリアできた人は、次に化学分野を暗記することをオススメします。

化学分野は原子記号などが出てくるので苦手だという生徒が多いですが、原子記号や反応式を暗記することで点数をとることができるので、実は暗記が得意な生徒向きな分野です。

 

一方、地学分野に関しては、こちらも暗記が必要な分野なのですが、東西南北の方向や高さなどの2,3次元の要素が入ってきます。

男子生徒に比べると、女子生徒は方向感覚や3次元を認識する感覚が明らかに劣っています。
(地図を読むのが苦手な女性が多いことをイメージして頂ければわかりやすいと思います)

これは脳の構造上の問題だと思われるので、敢えて不利な条件で勝負するよりも、自分の得意な分野に集中して勉強した方が良いです。

 

生物と化学の勉強には旺文社の「とってもやさしい理科」シリーズがオススメです。

暗記しなければならない用語がうまくまとめられています。

余裕がある人は、実力テストや入試前に過去問題集などを購入して、本番に慣れておきましょう。

 

また、以下で説明しますが、物理分野の勉強にはこの「とってもやさしい理科」シリーズは向いていません。

あくまでも、暗記専門に使用してください。

 

2.暗記が苦手な生徒向けの勉強方法

前の章では暗記が得意な生徒または女子生徒向けの理科の勉強方法を紹介しました。

 

それでは、暗記が苦手な生徒はどのように勉強すれば良いのでしょうか?

暗記は性格がマメな人の方が得意です。

一方、頭の回転が速い人は記憶が雑になり、暗記に頼るとケアレスミスを多発する可能性があります。

 

そこで、数学が得意(または好き)で頭の回転が速い生徒は、物理と地学に集中して勉強することをオススメします。

勉強が苦手な人に物理?と思う人もいるかもしれませんが、暗記が本当に嫌いな人は無理に生物から始めると、中々進まず時間の浪費に繋がります。

一方、物理や地学はある程度のパターンを覚えてしまえば、後は応用練習だけすれば良いので、パズル感覚で勉強を進めることができます。

 

他の科目に比べて、理科の勉強があまり得意ではない生徒は意外に生物の罠にはまっている人が多いです。

思い切って、物理から勉強を始めて見ましょう。

 

物理や地学の勉強方法は、まず教科書や参考書で原理を理解したら、問題集を解きまくります。

問題集は学校で配られる物で大丈夫です。

とにかく、たくさん問題を解けば、出る問題のパターンがすぐに掴めるはずです。

 

また、学力調査テストなどの実力テストや入学試験が近づいてきたら、専門の模擬問題集や過去問題集を購入して、テストのパターンに慣れておくと良いでしょう。

物理や地学の問題は暗記するべきことは少ないですが、問題の解答パターンを知らないと解くことができないことが多いです。

わからない問題は解答を見てしまっても構わないので、できるだけ多くの問題にあたるようにしましょう。

 

以上は、今日は勉強が苦手な人の為に、理科の効率の良い勉強方法を紹介しました。

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